“パレスチナの誇り”の布を守る “最後の”工場奮闘記

2015-10-28 20

パレスチナのカリスマ的指導者だった故アラファト氏が被り、パレスチナの抵抗の象徴となってきた布「クフィーヤ」。この布を生産する工場は、かつてパレスチナに150軒ほどあったが、治安の悪化や安価な中国製の製品の流入で、今では1軒を残すのみとなった。創業以来50年以上にわたって日本製の機織り機を使って生産してきたこの工場、きめ細かい縫製など品質の向上に取り組んだところ評判となり、インターネットを通じて海外からも次々に注文が入るようになった。パレスチナの誇りとも言えるクフィーヤを守ろうと奮闘する工場の物語を伝える。

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